「稲とアガベ × 土田酒造 × 協会5号酵母」
「稲とアガベ × 土田酒造 × 協会5号酵母」
(稲とアガベ株式会社/秋田県男鹿市)
製造者:土田酒造株式会社/群馬県川場村
原材料:秋田県大潟村自然栽培「ササニシキ」
精米歩合:90%
アルコール度:16%
税込価格:720㎖ 3,300円
※要常温保管
🌾テイスティングコメント
ふくよかな米の香りに、生酛らしい乳酸と繊細な酸がきめ細かく調和しています。
口当たりはまろやかで、ふわりとエアリーな質感も印象的。ファーストタッチにはササニシキのパワフルな旨味がぐぐぐっと押し寄せてきます。甘さは控えめで、お米をよく噛んだときのような自然な甘味がじんわり広がり、後口はすっとキレ良く軽やか。
全体としては米の力強さがよく出ていて、同時にプラムのようなフルーティさも穏やかに感じられました。飲みごたえと後口の綺麗さも素晴らしく、感動する味わいです。開栓直後はもちろん、1週間後や長期熟成にも向きそうです!
【小川屋スタッフから】
群馬県川場村にある土田酒造さんと、稲とアガベさんのコラボ酒です。今作は6号以前の酵母に着目し、歴史ある協会5号を採用して醸しています。
協会5号は1925~1936年に頒布されていた歴史ある酵母です。しかし、6号酵母が登場して以降、1~5号は頒布が停止されたとのこと。
今作について、稲とアガベさんからはこんなメッセージを頂戴しました。
“冷蔵流通など存在しなかった時代の酒造りに思いを馳せて、今回のお酒も「常温で飲んでいただきたい」という思想のもと、「要常温」となっております。星野さんたっての希望です。どうか冷蔵庫には入れないでください(笑)”
皆様どうか冷やさず、開栓後の味わいの変化も含めてたっぷりとご賞味ください。
なお、今後はさらに5号酵母からさかのぼって4・3・2・1号で醸したお酒も発売になる可能性もあるそうです。こちらも楽しみにして待ちましょう!
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