「亀の尾 純米大吟醸 A.BIRTH 1回火入れ」

「亀の尾 純米大吟醸 A.BIRTH 1回火入れ」

（委託醸造元：阿櫻酒造株式会社／秋田県横手市）

原料米：秋田県横手市平鹿町 a.base自社栽培「亀の尾」100％
精米歩合：40％
酵母：AK-1
アルコール度：16.2％
日本酒度：±0
酸度：1.7
アミノ酸度：0.9
税込価格：720mℓ 2,530円
※5月22日解禁！ 

●テイスティングコメント
ボトルに水滴が付く程度～常温で試飲。穏やかに香るバナナのようなフルーティさに、亀の尾らしい酸味が感じられます。

口に含んだ瞬間に鮮やかな酸がワッと広がり、追ってパワフルな旨味とジューシーさが伸びていきます。高精白ならではの透明感があり、旨味・重厚さ・苦味・渋味が調和してバランスを取っているのがお見事！飲み終わりには、パワフルな香味の後味に加え、華やかさと穏やかな甘味も加わって舌に残りました。

個人的には、冷えていると亀の尾の良さが隠れてしまうように感じたので、できれば常温程度でご賞味ください。開栓直後はもちろんのこと、開封後にさらにもう一歩伸びそうな予感をさせてくれるような味わいです！

【小川屋スタッフから】
今年3月にデビューした「A.BIRTH（エーバース）生」から、待望の火入れ版がついに発売！このお酒を初めて知る方のために、簡単にご紹介します。

発売元である「a.base（エーベース）」さんは、社長の森谷 友樹（もりや・ともき）さんを中心に、新しい農業の形を創るべく、自社田での米や野菜の栽培から販売、商品開発、醸造、飲食店事業などに取り組んでいます。

社長の森谷さんのお家は代々農業を営んでおり、友樹さんで10代目。先代は「天の戸」の名杜氏として知られる故・森谷康市さんです。先代と一緒に酒造りをした方々も現在「a.base」さんの一員になり、想いをつないで事業に当たっています。前回の生酒に続き、今回の仕込み米である「亀の尾」も、先代から引き継いだ特別なお米なんだそうです。

守ってきた特別な「亀の尾」で醸すべく、タッグを組んだのは横手市の阿櫻酒造さん。先代と深い関わりがあった照井杜氏と酒井副杜氏の強力なサポートを得て、今回のプロジェクトがスタートしました。

今年3月15日に生酒版が発売された際は、当店でも発売翌日の16日に早期完売御礼となりました。
前回とは異なり、今回はご購入本数の制限は設けません。前回飲めなかった方は、ぜひ今回を逃さずご賞味くださいね。