「酒処 湯沢路」

「酒処 湯沢路(さけどころ ゆざわじ)」

(秋田銘醸株式会社/秋田県湯沢市)

原材料:秋田県産米、米麴、醸造アルコール
酵母:‐
アルコール度:15.3%
日本酒度:+6.0
酸度:1.1
アミノ酸度:0.9
税込価格:1800㎖ 1,860円

●テイスティングコメント
普通酒やワンカップおなじみの、ほっとするような香り。
常温とぬる燗で試飲しました。常温だと、まろやかな質感に優しい口当たりで、柔らかな旨味と麹の味が広がります。喉を通って行くときの「ザ・酒感」が普通酒らしくてたまりません。ほど良い辛口も好印象で、幅広い料理に合う味わいです。

ぬる燗がすばらしく、キリッとした辛さが増し、柔らかな香味がぐんと引き立ちます。飲み飽きない味わいで、ちびちび永遠に飲めそうだなぁと試飲が盛り上がりました。

爛漫さんのロングセラー・紙パック(CMで放送されている当たりつきの黄色パック)と比べると、「酒処 湯沢路」はその辛口版といえそうです。紙パックは甘め、こちらは辛め。どちらも最高です。





【小川屋スタッフから】
爛漫さんより、「こまち酒人会」加盟6店舗のみの限定酒が新発売されました。
湯沢市は“東北の灘”と呼ばれるほどの酒処で、最盛期には20以上の主要銘柄があったとのこと。しかし、近年では日本酒の消費量が落ち込み、2021年には湯沢市酒米研究会が70年にわたる歴史に幕を下ろすなどで、かつては酒処だったと語られることも少なくありません。
そんな今、ここでもう一度酒処としての自負を持ちたい、地元の定番酒になるような愛されるお酒を造りたいという思いから、この「酒処 湯沢路」が生まれました。

個人的には、この手頃な価格帯に驚かされます。味わいはもとより価格が一升瓶で1,860円と驚くような高コスパ。どこもかしこも値上げラッシュのなかでこの価格であれば、地元の定番酒に仲間入りするのは確実でしょう。

毎日の晩酌で味わいたい方はもちろん、飲食店さんにもかなりおすすめできる逸品です。6店舗のみの超限定酒ではありますが、本数制限等はございませんので、お気軽にお試しくださいね。 

(有)小川屋

いらっしゃいませ! 湯沢市のジークブルガー通りにある、 (有)小川屋酒店です。 1922年の創業以来、 稲庭干饂飩とお酒を全国の お客様にお届けしてきました。 豊富な品揃えで皆様を お待ちしております!