「やまとしずく 純米酒 秋田県産山田錦 <契約田栽培米>」

「やまとしずく 純米酒 秋田県産山田錦 <契約田栽培米>」

（秋田清酒株式会社／秋田県大仙市）

酒米：秋田県産「山田錦」100％
精米歩合：90%
酵母：-
アルコール度：16.4％
価格：720㎖ 1,760円 （税込み）

💧テイスティングコメント
メロンのようなフルーティさとともに麴の存在感もあり、深みと複雑さのある香り。
口に含むと、熟れたメロンのような果実らしさが穏やかに先行。そこから徐々に旨味がドドド……！とパワフルに押し寄せます。これでもかというくらい「山田錦」の清々しい力強さがあり、低精白ならではの骨太さが太い幹のようです。いきいきとした酒質も相まって、米の持つ底力と生命力を体感できるような逸品でした。
ボトルに少し水滴がつくくらいか常温程度だと、旨味がより一層感じられます。また、開栓直後の（いい意味での魅力的な）荒々しさは、おそらく開栓して一週間くらい経つと落ち着きに変わり、違った表情を見せてくれそうです。開栓時から少し日数を置いて、味の変化までお楽しみください。

 【小川屋スタッフから】
秋田清酒さんは、2020年から地元農家さんと一緒に山田錦の栽培に挑戦しています。昨年の夏には、地元産の山田錦を使った「出羽鶴90 試験栽培米醸造酒 Prototype Y#2」がリリースされ、精米歩合90％と低精白の可能性に満ちたお酒は方々で話題になりました。

昨年のその「出羽鶴90」はプロトタイプ（試作品）と商品名にあるとおり、山田錦を全量使用しているものの試験栽培の未検査米ということで、商品名には米の詳細や特定名称（純米酒など）と付かないお酒だったんです。

山田錦の栽培に励んで3年目の今年は、ついにプロトタイプを卒業！そして、「出羽鶴」ブランドではなく特約店限定銘柄の「やまとしずく」で本デビューとなりました。今作も、精米歩合は90％、秋田流生酛仕込みかつ小規模仕込みで造られ、プロトタイプ時代の特徴をそのまま受け継いでいます。

本デビューではありますが、まだ山田錦の収穫数量が限られているとのことで、今作は数量限定発売です。私を含め、昨年のプロトタイプを飲んで感動した方も多かったと思います。昨年からのファンだけでなく今年が初めての方も、挑戦が詰まった逸品をご賞味ください。


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今日は連休最終日ですね。当店は、今日は18時までの短縮営業ですが、休まず営業しております。お近くにいらした際はお立ち寄りくださいませ。
今週は、超人気酒から新発売のお酒まで幅広いラインナップでお届けします。それでは、今週もどうぞお楽しみに！