「まんさくの花 純米大吟醸 星あかり45」・「まんさくの花 巡米酒 秋の精」
まんさくさんの新商品を2種類ご案内します。
写真左:
「まんさくの花 純米大吟醸 星あかり45」
(日の丸醸造株式会社/秋田県横手市増田町)
規格:純米大吟醸
酒米:秋田県産「星あかり」100%
精米歩合:45%
酵母:自社酵母B
アルコール度:16%
価格:2,297円(税込)
※入荷数が極少のため、試飲は控えました。以下に蔵元公式のコメントをご紹介します。
●蔵元公式コメント
現在数蔵しか扱っていない希少米「星あかり」はシャープで繊細な口当たりが特徴です。
味の奥に潜んでいるほのかな甘みと酸味の余韻がお愉しみ頂けます。
お酒ラベル全て新作です。
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上記写真右:
「まんさくの花 巡米酒 秋の精」
規格:純米酒
酒米:秋田県産「秋の精」100%
精米歩合:70%
酵母:「秋田酵母NO.12」
アルコール度:16,3%
価格: 1,485円(税込)
●テイスティングコメント
「秋の精」の親米にあたる「トヨニシキ」を感じさせる濃醇な香り。
スムースな口当たりで、酸味と旨味の調和が徐々にふわんと膨らみ、後半にはもうひとつの親米の「美山錦」を思わせるわずかな苦味が効いています。
冷酒もおいしかったのですが、常温~ぬる燗だとよりポテンシャルをより一層発揮しそうです。
目をつぶって飲んだら、まんさくさんのお酒だと当てられないかも…と思いました。
まんさくさんファンにもぜひお試しいただきたい一本です。
【小川屋スタッフから】
写真左の「星あかり」は、東北電力が地域振興のために開発した酒米です。まんさくさんによると、今ではこの酒米を全国で2社しか使っていないのだとか。
扱いがとにかく難しいお米のようですが、シャープで繊細な口当たりが特長とのこと。
一方、写真右の「秋の精」は、2000年にデビューした秋田県の酒米です。
「トヨニシキ」と「美山錦」を交配してできた品種で、デビュー当時は奨励品種だったそうですが、現在の生産量はとても少なくなっています。
当店に入荷しているお酒でもたまに見かける程度でそう多くありません。
秋田で一番多く栽培されている酒米は、おなじみの「秋田酒こまち」です。
令和元年度の生産量を農林水産省の資料※で確認したところ、以下のような生産量でした。
・秋田酒こまち… 2,567トン
・秋の精…75トン
・星あかり…19トン
(※参考資料:農林水産省「酒造好適米の農産物検査結果(生産量)と令和元年産の生産量推計①」)
まんさくさんは、希少米で仕込むお酒をリリースすることで、酒米を守っていきたいと考えていらっしゃるそうです。
県外では恐らくほとんど見かけることがない酒米だと思うので。他県にお住まいの方でご希望の方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
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あっという間に今週も金曜日になりました。
今週は特別早く過ぎていったように思います(気のせいかな…)。
今週末の営業日をご案内します。
明日5日(土)…通常通り営業
明後日6日(日)…定休日のためお休み
それでは、今週もお付き合いいただき、ありがとうございました!
お酒とともに楽しい週末をお過ごしくださいね。
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