「LIBROM GRAPE」
「LIBROM GRAPE」
(株式会社LIBROM/福岡県福岡市)
原材料:福岡県産米「ヒノヒカリ」、米麹、福岡県久留米市の「巨峰ワイナリー」さんの巨峰
精米歩合:92%
アルコール度:10%
価格:500㎖ 3,000円(税込)
おりがらみと澄み酒が同時リリース!
原材料や精米歩合、アルコール度数、金額はどちらも同じです。
●テイスティングコメント
・写真左:おりがらみ
瓶内二次発酵のため、開栓すると底に沈むおりがガスとともにゆらゆらと浮かんできます。
香りは白ワインを彷彿とさせるもので、やや酸っぱさがあり、爽やかな印象です。
口に含むと、細やかなガスがシュワシュワと舌の上で弾けます。
ブドウはもちろん、レモンやパッションフルーツのような酸味もあり、微細なガスも相まって軽快に感じられました。
ブドウが全面に出ていないのもユニークで、ワインらしさもあればフルーティなクラフトサケらしさも見せてくれます。
後半には米の旨みもしっかりと味わえて、LIBROMさんならではの味わいです!
・写真右:澄み酒
先の「おりがらみ」同様に、白ワインのごとく爽やかで酸のある香り。
口に含むと、まさに白ワイン!酸味と甘味が絶妙なバランスで、こういうワインってあるな!と頷きながら飲みました。
ジューシーな酸とコク、さらにはブドウの皮のようなうっすらとした渋味。
最後は米の旨みがふわんと広がります。
おりがらみ・澄み酒のどちらも冷酒でお飲みいただくと、その特長といえる酸が際立つように感じました。
【小川屋スタッフから】
今回のクラフトサケには、巨峰ワイナリーさんの農園で栽培された巨峰を30kgも使用しています。
皮の渋味を取り除くべく、はじめは一粒一粒皮を剥いだそうですが、あまりの作業量に手で剥くのを断念したとのこと。
そして、試行錯誤を経て、圧搾機で搾る方法にたどり着いたのだとか。
苦労の末に取れた巨峰100%の果汁をもろみに添加するだけでなく、わずかな渋味を出すため、搾り切った巨峰の皮も1日だけもろみに漬け込み、搾りの前に取り出したそうです。
試飲したときにワインのような渋味も感じられたのは、皮の成分も入っていたからなんですね。とても納得しました。
巨峰を余すところなく贅沢に詰め込んだ「GRAPE」、皆様もぜひぜひご賞味ください!
※LIBROMさんといえば、先週リリースされた「僕たちの酒」も大きな話題になっています。
発売直後からお問い合わせを多数頂戴し、当店の分は完売いたしました。
ご購入くださいました方々へ、深くお礼申し上げます。
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