「純米大吟醸 花邑 愛山」
※追記 9/15
完売のお知らせ
発売日よりたくさんの方にお問い合わせ・ご購入いただき、早期完売いたしました。
ご希望に添えなかった方々へお詫び申し上げます。
また、お問い合わせいただきご来店くださいましたすべての方々へ、
深く感謝いたします。誠にありがとうございました。
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「純米大吟醸 花邑 愛山」
(両関酒造株式会社/秋田県湯沢市)
酒米は「愛山」を全量使用、酵母は公開されていません。
花邑らしい、清く華やかで甘美な香りが第一印象。「愛山」が持つ芳醇で濃厚なテイストが口いっぱいに広がります。
溢れんばかりの旨味と米の甘みも存分に感じられます。飲み終わりの後半にかけてのキレ方も素晴らしく、余韻も目を見張るものがありました。
綺麗な酒質をより一層高めるべく精米歩合45%まで磨かれており、珠玉という表現がしっくりくる上質な一本です。
5℃程度よく冷やしていただくと、良さを十分に味わえますよ。ラベルに煌めく金文字と高級感あふれるフロスト瓶も、飲む前の期待値をぐっと上げています。
【価格】
1,800mℓ 5,830円(税込)
【小川屋スタッフから】
十四代でおなじみの山形県高木酒造さんが技術指導を行い、湯沢市の両関酒造さんが作る名酒「花邑」。「花邑」シリーズから、唯一の純米大吟醸酒が満を持しての登場です。
今回使用されている「愛山」は、甘みとコク、独特の風味が特徴的な酒米ですね。
1949年に生まれた酒米「愛山」は、祖父母米に「山田錦」と「雄町」を持つ名血統米です。「愛山」は、その栽培の難しさから好んで育成する農家がほぼいなかったそうですが、神戸市灘の剣菱酒造さんだけが契約農家と栽培を継続、約40年間に渡ってごく少量が生産されていました。
ところが、1995年の阪神大震災により剣菱酒造さんも大きな被害を受け、その年の酒造りを断念せざるを得なかったそうです。
契約していた「愛山」の栽培も難しい状況でしたが、高木酒造さんが買い上げ、それ以降、ほかの酒蔵でも「愛山」が使用されるようになったのだとか。
現在では「愛山ニア(あいやまにあ)」と呼ばれるコアなファンがいるほど愛され、広く知られる酒米になりました。
知名度は上がったものの生産量は少なく、現在も「愛山」を使ったお酒は少々割高なものが多いように思います。希少性から、“酒米のダイヤモンド”と呼ばれるのも頷けますね。
「愛山」の良さに着目していた高木酒造さん、そしてその技術指導を受けて作られた「純米大吟醸 花邑 愛山」。
ひとつの酒米に惚れ込んだ人たちのストーリーが垣間見えるようです。
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「花邑」シリーズ最高峰、唯一の純米大吟醸酒「純米大吟醸 花邑 愛山」。
当店でも本日から販売いたしますが、早期完売が予想されます。人気酒のため、ご購入はお一人様一本までとさせていただきます。
なお、取り置きは基本的に行っておりません。大変お手数をお掛けしますが、ご来店またはご連絡くださいますよう、お願いいたします。
発送も行っておりますが、先着順でのご対応になりますことをご了承ください。
完売の際は、大変申し訳ありませんがご理解くださいますようお願いいたします。
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