「秋の純米大吟醸 一滴千両 秋あがり」


「秋の純米大吟醸 一滴千両 秋あがり」
(秋田県醗酵工業株式会社/秋田県湯沢市)

9月10日(土)に発売されたばかりの秋酒です。秋田県産「秋田酒こまち」を全量使用。酵母は公開されていません。真冬に仕込んだ搾りたての新酒を秋まで貯蔵し、円熟させています。
甘辛のちょうど良いタイプで、奥深い旨みと丸みのある味わい、華やかで上品な香りが印象的でした。
鱈のバター焼きと合わせたら◎だったので、旬の鮭やカツオなどなら更に良さそうです。 ピザやパスタなど味の濃い料理にも合いそうだと感じました。
冷や~常温、ぬる燗までがおすすめです。



【価格】

720mℓ 1,408円(税込)



【小川屋スタッフから】
県発酵さんの「一滴千両」期間限定シリーズでは、純米大吟醸が年に4回発売されます。(厳密には、冬は純米大吟醸をブレンドしたにごり酒です)
当店のアカウントでも、3月に「しぼりたて原酒」、5月に「生貯蔵酒」と季節ごとに紹介してきました。
今回の秋あがりは、円熟した芳醇な味わいはもちろんのこと、今回注目したいのポイントのひとつはラベルです。
ラベルの右側にある、赤い紅葉の一部に麻の葉の模様が入っています。これは、3月に紹介した「しぼりたて原酒」のラベルデザインにもあった麻の葉模様なんです。(詳しくは3/11の投稿をご覧ください)
春の新酒から、季節が移ろい秋に繋がるストーリーが垣間見えます。古くから麻の葉模様には子供の成長を祈る意味があるそうで、寝かせて熟成させたお酒を蔵の子供に見立てたのかも……?と拡大解釈してはグッときています。
紅葉の背景にある満月は、“秋の夜長に夜空を見上げて、忙しい日常から少し離れて季節を感じてほしい”との気持ちが込められたラベルなのだそうです。

これから日に日に空気が澄んでいき、星もきれいに見える季節になるでしょうから、秋酒と夜空を一緒に楽しみたいですね。

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今週も様々なお酒をご紹介しましたが、いかがでしたか。
明日9/12(日)も当店は営業しますので、何か気になったお酒があれば、お気軽にお立ち寄りくだされば幸いです。

今週もお付き合いいただき、ありがとうございました。
お酒と共に楽しい週末をお過ごしください。

(有)小川屋

いらっしゃいませ! 湯沢市のジークブルガー通りにある、 (有)小川屋酒店です。 1922年の創業以来、 稲庭干饂飩とお酒を全国の お客様にお届けしてきました。 豊富な品揃えで皆様を お待ちしております!