「横手産ホップ×田沢湖ビール セッションIPA」・「横手産ホップ×秋田あくらビール IBUKI HOP IPA」
今日発売!
秋田産の地ビールを、2本ご紹介します。
企画は「よこてホッププロジェクト」、デザインは秋田公立美術大学の中村沙弥香さん、醸造は秋田県内にある5つのクラフトブリュワリー。
どちらのビールも横手産ホップ「IBUKI」を使用していて、各ブリュワリーの味の違いをお楽しみいただけます。
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「横手産ホップ×田沢湖ビール セッションIPA」
(田沢湖ビール/秋田県仙北市田沢湖)
アルコール度数は5%のセッションIPAスタイル。田沢湖ビールは1997年に、秋田県初の地ビールとして誕生しました。
(セッションIPAについては、下記でご説明します)
泡立ちは、普段皆様がよく飲まれるビールの感じにかなり近いもの。シトラやカスケード等のホップが使用されていることもあり、強力かつユニークな上立ち香が楽しめます。
爽やさが口いっぱいに広がった後、田沢湖ビールの肝である絶妙な苦みを「IBUKIホップ」が演出しています。
地ビールってこういう大人の苦みが味わえるよな……と素人みたいな感想も思わず出てきました。
<価格> 330mℓ 580円(税込)
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「横手産ホップ×秋田あくらビール IBUKI HOP IPA」
(秋田あくらビール/秋田県秋田市)
アルコール度数は6%のIPAスタイル。
秋田あくらビールは、全てのビールに秋田県横手産「IBUKIホップ」を使用しているとのこと。
淡い黄金色の色調で、麦芽感もホップ感もちょうど良く調整されていて、地ビールの中でもかなり飲みやすい分類に入ると思いました。キレも素晴らしいですよ。
<価格>330mℓ 590円(税込)
【小川屋スタッフから】
本日は「横手産ホップ」を使った2種類の地ビールをご紹介しました。IPAやセッションIPAなど、あまり馴染みのない言葉が出てきますので、簡単にご説明します。
知ってるよ!という方は読み飛ばしてくださいね。
そもそも、ビールづくりは「上面発酵」・「下面発酵」・「自然発酵」という3種類の発酵方法に分けられます。
私たちがふだん飲むビールは「上面発酵」か「下面発酵」のどちらかで作れたものが大多数で、「自然発酵」は先の2つに比べるとかなり少なめです。
端的に説明すると、
上面発酵酵母(エール酵母)を使ったのが「エールビール」、
下面発酵酵母(ラガー酵母)を使って「ラガービール」、です。
今日出てきた「IPA」はエールビールの一種です。一般的なエールビールとの違いは、ホップを大量に使っていること。
下記には、IPAとセッションIPAをざっくりと紹介しますね。
「IPA」=India Pale Ale(インディア・ペール・エール)は、ホップの味や香りがふんだんに楽しめます。アルコール度数は6~8度。アイピーエーと読みます。
そのIPAをさらに飲みやすくしたのが、「セッションIPA」。
アルコール度数は5%程度と低いのが特徴。ホップの使用量を減らしているため、苦みは緩和されながらも華やかな香りが楽しめます。
なお、IPAのI=インディアは、かつてイギリスの植民地にあったインドが由来とのこと。
イギリスからインドへビールを運ぶ際、長い船旅でもホップを大量に入れるとビールの品質が保てたのだそうです。
……長かったですね、大変長くて申し訳ありませんでした。ここで終了です。
皆様のビールライフに、いつかこの情報が活きますように。
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さあ、今日から7月です。
気持ちも新たにいきましょう。
本格的な夏の始まりに、みんなで乾杯!
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