「SANABURI GIN prototype02」

「SANABURI GIN prototype02」

(早苗饗蒸留所/秋田県男鹿市)

原材料:原料用アルコール(国内製造)、粕取焼酎(秋田県製造)
アルコール度:47%
税込価格:500㎖ 4,400円

🌾テイスティングコメント
●ロック
ジン本来の個性をしっかりと感じられます。山椒とコーヒー、八朔ピール由来の柑橘の香りが立ち上がり、口に含むと複雑な味わいが層をなして口いっぱいに広がります。後口に残る、わさびのようなニュアンスも印象的です。

●ソーダ割り
草原をかける風や森のなかにいるような爽やかさ…!
47%というアルコール度数を感じさせない、透明感のあるクリアな味わいです。ボタニカルで鼻に抜ける香りが立体的で心地よく、にがりがアクセントになっています。清涼感も魅力的で、ペアリングを探りつつ楽しみながら飲めます。

●トニック
甘味がじわじわと広がり、ジンの味わいをいっそう引き立ててくれます。エアリーな口当たりと底上げされた旨味で、香味の広がり方がすばらしい!
クラフトジンならではの個性が抜群に光っていて、とても飲みやすく仕上がっています。お風呂上がりに飲みたい…!




【小川屋スタッフから】
稲とアガベさんが立ち上げた、秋田県男鹿市のスピリッツメーカー、早苗饗(さなぶり)蒸留所。同社のデビュー作であり、先月末にリリースされた「SANABURI SPIRITS 山椒 prototype01」は方々で話題を呼びました。

第2弾となる今作は、同社初のクラフトジンです!
稲とアガベさんのクラフトサケ「交酒 花風」で使われたホップを再活用。また、男鹿市にある塩工房・男鹿工房さんのにがり(塩を製造する工程で残る部分)を加えて仕込み水の硬度を上げ、ドライな味わいに仕上げています。

ほか、和歌山県にある八旗農園(はっきのうえん)さんで栽培された八朔の皮も加えています。この皮も、廃棄になる部分を買い取って活用しているとのこと。さらに、男鹿市・さとやまコーヒーさんのコーヒー豆も加えています。

前作につづき今作も、同社の“SANABURI構想”という理念に基づいて造られています。 これは酒粕を含めて廃棄リスクの高い食材を活用し、価値を生み出せるよう目指すというもの。ホップ、にがり、八朔の皮。いずれもこの理念に基づいて廃棄せずに活用しています。


----


早苗饗醸造所さんからは、「主に肉系を中心に食事のシーンにも合わせやすいジンとなっております。トニック割りももちろん美味しいですが、まずはソーダ割でお楽しみください」との公式コメントがありました。今作はクラフトジンのプロにも「しっかりとジンだね」と褒められたそうです。

ここまで読んで「ホップににがり、八朔の皮とコーヒー???」と文章を読むだけでは予想のつきにくい味わいかもしれません。ですが、飲んでいただければきっとその爽やかさとボタニカルさ、おいしさに驚くはず!ぜひ一度お試しくださいませ。 

(有)小川屋

いらっしゃいませ! 湯沢市のジークブルガー通りにある、 (有)小川屋酒店です。 1922年の創業以来、 稲庭干饂飩とお酒を全国の お客様にお届けしてきました。 豊富な品揃えで皆様を お待ちしております!