「稲と富士山 -HERBSTAND-」

「稲と富士山 -HERBSTAND-」

（稲とアガベ株式会社／秋田県男鹿市）

原材料：米、米麹、ハーブ
精米歩合：90％
アルコール度：15%
税込価格：500㎖ 3,300円

🗻テイスティングコメント
クロモジなど森林を感じさせる香りに、ほんのりとローヤルゼリーのようなニュアンスも帯びています。色調も淡く黄みがかっています。

微細なガス、そして口に含んだ瞬間にハーブの風味！ぶわっと広がって鼻に抜けていきます。最初はハーブ、途中に奥行きとコクが加わり、最後にゆっくりと米の旨味が顔を出す展開で、飲み続けていくとハーブに慣れていくのも面白いところです。

アルコール度数15％相応の飲みごたえもあり、ユニークな香味も相まって滋養強壮に良さそうな雰囲気すらあります。森にいるような清々しさと立体感、そして一筋縄ではいかない複雑さで、印象に残る味わいです。

【小川屋スタッフから】
「稲と○○」の○○には、これまで日本茶だったり日向夏だったりと様々な副原料が入ってきましたが、今回はなんとびっくり富士山です。

具体的には、ハーブ農園「HERB STAND」さんが富士山の北の山麓で育てたハーブと草木を使用。ハーブと草木の選定は、食のクリエイティブカンパニー「TETOTETO Inc.」代表の井上豪希さんと一緒に取り組んだそうです。

選定されたハーブは多岐に渡り、クロモジ、ビャクシンなどの富士山麓の草木をはじめ、ライムリーフやグレープフルーツリーフなどのハーブも使用。それらを合わせて煎じたハーブティを仕込み水にしています。

稲とアガベさんからは「今シーズン最もエキセントリックな造り、非常に複雑でラグジュアリーな味わいの傑作」とのコメントを頂戴しています。ぜひこの唯一無二の味わいを体験してみてくださいね。