「レモングラス」

「レモングラス」

(株式会社LIBROM/福岡県福岡市)

原材料:福岡県糸島市産米「アケボノ」、米麹、レモングラス
精米歩合:92%
アルコール度:13%
価格:500㎖ 2,900円(税込)
※本日10月31日解禁!

🍃テイスティングコメント
・冷酒
リブロムさんらしく、柑橘系のジューシーな香り。 口に含むと、グレープフルーツのような心地よいビターさとキュンとした酸味があり、細かな微炭酸が心地よく作用して飲みやすさを高めています。ハーブらしさや清涼感も相まって、どことなくシャンパンのような雰囲気もありました。

・ぬる燗
キュウッとした酸っぱさが倍増し、レモングラスのハーブ感も増します。冷酒のときよりもお米のやさしい旨味が出てきました。酸味が際立っているものの、ホッとするような柔らかな味わいです。

・まとめ
アルコール度数が13度で、昨年の同商品より1度高くなっています。そのためか、爽やかで抜群の飲みやすさがありながら、昨年よりボディの厚みが出たように感じました。単体で十分に華がありますが、食中酒としても活躍しそうです。






【小川屋スタッフから】
いとしまシェアハウスさん・WHW!さん・LIBROMさんのトリプルコラボ酒「BATON TOUCH」。昨年も大好評だった「レモングラス」が今年もリリースされました。

今回もラベルデザインは、鎌倉を拠点に全国各地で活躍する「WHW!」さんのご担当です。“What a Hand-Written World!”(素晴らしき手書きの世界)の略で、手書きに特化した看板や壁画の製作、グラフィックデザインなどを手がけていらっしゃいます。

主原料のお米は、福岡県糸島市の佐波集落にある古民家シェアハウス「いとしまシェアハウス」さんで栽培したものです。「アケボノ」という食用米品種で、無農薬・無肥料の自然栽培で育てたものを使用しています。副原料のレモングラスも同じく自然栽培で、フレッシュな香りと爽やかな味が特徴なのだそうです。

ところで、レモングラスを見たことってありますか?私は実物を見たことがないので調べてみたら、細長くシュッとして稲の葉に似た形状でした。なるほど、レモングラスはお米と同じイネ科なんですね。今回の商品案内書を拝見して驚いたのが、LIBROMさんの穴見杜氏はイネ科アレルギーをお持ちなのだそうです。仕込み中は、レモングラスを洗う・刻む・煮出すと、どの工程でもレモングラスとの戦いだったのでしょう……。格闘の末にできた逸品ですね。肝心の味わいは、苦労を微塵も感じさせないような驚くほど爽やかな香味です。

LIBROMさんによると、冷酒ではタイ料理と、ぬる燗ではメキシコ料理のタコスとのペアリングがおすすめとのことでした。昨年の前前作も今年5月の前作も、当店では早期完売となりました。今回も争奪戦になることが予想されるため、ご希望の方はどうぞお早めに! 

(有)小川屋

いらっしゃいませ! 湯沢市のジークブルガー通りにある、 (有)小川屋酒店です。 1922年の創業以来、 稲庭干饂飩とお酒を全国の お客様にお届けしてきました。 豊富な品揃えで皆様を お待ちしております!