「赤紫蘇」
「赤紫蘇」
(株式会社LIBROM/福岡県福岡市)
原材料:福岡県産米「山田錦」、米麹、
福岡県筑前町産の赤シソ
精米歩合:92%
アルコール度数:10%
価格:500㎖ 2,700円(税込み)
※明日9月30日解禁!
🍁テイスティングコメント
リブロムさんらしいグレープフルーツのような柑橘系の香りで、香りに紫蘇感は少なめです。
・冷酒
口に含むと、紫蘇や梅干しのようなすっぱさが口いっぱいに広がります!さらにユニークなのは、優しい塩味があること。目をつぶると赤紫蘇や梅干しが思い浮かびます。終始さっぱりとしていて、かなり飲みやすい味わいです。バランスは、酸味と旨味+塩味が8:2くらい。
・ぬる燗
紫蘇の存在が全開!もろに紫蘇です、紫蘇全開。紫蘇の葉や草らしさがしっかりと出ています。冷酒と比較すると酸味の質が変わり、グッとまろやかになった印象を受けました。飲み終わりには米の旨味が感じられます。
・まとめ
冷酒とぬる燗でまったく表情が異なるので、ぜひ両方をお試しください!すっぱいのがとにかくお好きな方は、アッツアツの熱燗でどうぞ。
【小川屋スタッフから】
「今回は赤紫蘇です」とご案内をいただいたとき、赤紫蘇?と思わずリアクションしてしまいました。相変わらず予想の遥か上を行っています。
今回の副原料に使われている赤紫蘇は、福岡県筑前町で野菜農家を営む「興膳(こうぜん)農園」さんのものです。今年の7月末に発売されたリブロムさんの「スイートコーン」を覚えていらっしゃるでしょうか?そのスイートコーンを栽培されたのも興膳農園さんでしたね。
香りと風味がいいという興膳農園さんの赤紫蘇を、リブロムさんでは水洗いして煮出し、少しずつもろみに投入して造ったとのこと。その加工が大変だったとお聞きしましたが、洗う・大量のお湯を沸かす・煮出す・ざるで漉すなど工数がかなり多そうですね…。苦労の末にできた逸品です。
おすすめのペアリングは「トンカツ・串揚げ・ささみカツなど揚げ物」とうかがっています。紫蘇のフレーバーや梅干しのすっぱさがお好きな方には確実に響くであろう味わいで梅酒でも紫蘇焼酎でもないユニークなサケを、どうぞ一度お試しくださいませ。
なお、繰り返しになりますが、解禁日は明日9月30日です。今日は店頭に並んでおりませんので、ご了承ください。
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明日で9月も終わりですね。今週末の営業予定をご案内します。
9月30日(土)……通常どおり営業
10月1日(日)……定休日(第一日曜のため)
それでは、今週もお付き合いいただき、誠にありがとうございました。お酒とともに楽しい週末と月末を、そして、楽しい日本酒の日をお過ごしくださいね。
※今日は諸事情により、こちらでの投稿が遅くなってしまいました。更新時間が遅くなり、大変失礼いたしました。楽しみにされていた方へお詫び申し上げます。
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