「環稲 百田」・「環稲 一穂積」

「環稲(たまきね)百田・一穂積」

本日4月17日解禁!爛漫さんから新しく発売されたお酒を2種類ご紹介します。


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上記写真左:「環稲 百田」
(秋田銘醸株式会社/秋田県湯沢市)

特定名称:純米大吟醸
酒米: 湯沢市自社田産「百田(ひゃくでん)」100%
精米歩合:40%
酵母:‐
日本酒度:+2
酸度:1.3
アミノ酸度:1.0
アルコール度数:15%
価格:720mℓ 2,475円(税込)

●テイスティングコメント
華やかさがありつつも、香り自体はそれほど高くなく穏やかに香ります。
口に含むと柔らかな質感で、力強くボリュームのある旨味が口いっぱいに広がります。お米の自然な甘さ、アクセントとなる苦味もあり、終わりには適度な辛さとキレが楽しめました。
「百田」らしく芳醇な味わいで、飾らず骨太な印象です。同じ「稲シリーズ」の純米酒「萌稲 百田」と比較すると、プレミアム版だとわかる味わいです。



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上記写真右:「環稲 一穂積」

特定名称:純米大吟醸酒
酒米: 湯沢市自社田産「一穂積(いちほづみ)」100%
精米歩合:40%
酵母:‐
日本酒度:-1.0
酸度:1.3
アミノ酸度:0.9
アルコール度数:15%
価格:720mℓ 2,475円(税込)

●テイスティングコメント
フローラルな香りのなかに、酒造りの臨場感を思わせる麹の存在が感じられます。
まろやかな口当たりに柔らかな質感で、コクのある甘さが印象的でした。日本酒度は-1.0ですが、数値よりも甘さが感じられます。
一般的に淡麗といわれる「一穂積」ですが、その個性である鮮やかな酸はそのままに引き出しつつ、ギュッと濃縮した甘さのあるのがこの「環稲 一穂積」の特徴といえるでしょう。
こちらも、同じ「稲シリーズ」の純米酒「萌稲 一穂積」と比較すると、淡麗さは「萌稲」、甘さはこの「環稲」と、香味の違いがはっきりとしています。







【小川屋スタッフから】
「環」には、“めぐる・めぐらす・まわりまわる”といった意味合いがあり、環が含まれる言葉には「環境」や「循環」などが思い浮かびます。
現に爛漫さんは、湯沢市にある自社田で社員さんが苗を育て、田植えをし、稲刈りから籾摺り(もみすり)までを実施。そして、その栽培米を使って仕込む、ワインでいうところのドメーヌ、つまり一貫生産を実施しています。

大切に育てた酒米を使って丁寧に醸し、飲む人へ喜びを届ける。そして、酒米の里と呼ばれた湯沢の復活という未来を創る……。そんな爛漫さんの確固たる意志が「環稲」の銘柄名に感じられます。
また、「環」には、「環状線」などといった言葉でもわかるように、輪の形の意味もあります。稲を通じて、育てる人・造る人・飲む人が円になっているイメージも感じさせますね。

この「環稲」は、「稲シリーズ」に含まれるお酒です。同シリーズには純米酒の「萌稲(もね)」があり、爛漫さんの看板商品のひとつとして認知度がかなり高まってきました。
「萌稲」のハイグレード版といえる純米吟醸「環稲」は、少し贅沢なお酒を味わいたいときにふさわしい上質さで、贈り物としても向きます。
以下の写真のような専用箱も付きますので、ご贈答用にご希望の方はお気軽にお申し付けくださいね。



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4月も気付けばもう中旬(ほぼ下旬?)に突入!天候も相まって疲れが出てきやすい時期なのかなと思います。深呼吸してぼちぼちやっていきたいですね。
今週は解禁日が続き、人気酒の入荷ラッシュが続きます。激アツといえる週になりそうですので、皆様どうぞお楽しみに!

(有)小川屋

いらっしゃいませ! 湯沢市のジークブルガー通りにある、 (有)小川屋酒店です。 1922年の創業以来、 稲庭干饂飩とお酒を全国の お客様にお届けしてきました。 豊富な品揃えで皆様を お待ちしております!