「Lemon」
「Lemon」
(株式会社LIBROM/福岡県福岡市)
原材料:福岡県産米「ヒノヒカリ」、米麹、「糸島れもん」さんのレモン
精米歩合:92%
アルコール度:11%
価格:500㎖ 2,700円(税込)
※本日3月15日解禁!
🍋テイスティングコメント
濃密で酸っぱいレモンの香りのなかに、穏やかな甘さも漂います。
口に含むと、レモンのキュンとした酸っぱさがド直球でドドン!皮の部分を思わせる心地いい苦味もいいアクセントとして作用しており、酸っぱさを追うように米の旨味とほんのりした甘さがふわんと広がります。おりが混ざると酸っぱさがマイルドになる一方、ビターさが増してぐっと大人の味わいになりました。
LIBROMさんのベースがもともと柑橘系の味わいで、副原料のレモンは言うまでもなくベストマッチ。レモン感がさらに増し、ギュッとおいしさを詰め込んだ絶品です!
【小川屋スタッフから】
当店とリブロムさんとのお取引が始まったのは、この「Lemon」からでした。季節が巡ってまた入荷し、感慨深い気持ちに浸っています。
さて、今回の副原料に使われているレモンについてご紹介しますね。昨年のクラフトサケ「Lemon」に使用されたレモンも糸島産でしたが、今回は生産者さんが異なります。
今回は福岡県糸島市にある「糸島れもん」さんのものです。無農薬で肥料を使わずに栽培されているそうで、傷があったり、規格外になったりしたレモンでも、なんと皮までおいしく食べられるのだとか。
「糸島れもん」さんの公式ホームページによると、創業者の下登昌臣さんと阿南文平さんはもとから農業を営んでいたのではなく、お二人とも飲食店やバーを経営していたのだそうです。
もともとはレモンは調理して使う側でしたが、ベテラン農家の吉村芳則さんが作る野菜に惚れ込み、何度も訪問を重ね、十数年を経て作る側へ。(詳細は「糸島れもん」さんの公式ホームページをぜひご覧ください!)
創業者のお二人が、LIBROMさんの醸造所に併設されている「LIBROM Pub」を訪れ、「糸島れもん」を使ったお酒を造ってほしいと依頼したことが、今回のクラフトサケのキッカケとのことでした。
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毎回LIBROMさんの副原料について知るたび、生産者さんのストーリーや想いに触れることができ、クラフトサケは出会いと縁のサケなんだなと思わされます。
ドキュメンタリーを観ているようでもあり、そのおいしさとこだわり、面白さを、リリースされるたびに余さずに味わいたいと思わせてくれます。
背景を知らなくても言うまでもなくおいしいのですが、知るとより一層楽しい逸品でもありますね。生産者さんの顔が見えるような今回の「Lemon」、ぜひぜひご賞味くださいませ。
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