「純米吟醸 kuru kuru シングル・ルッツ」
「純米吟醸 kuru kuru シングル・ルッツ」
(株式会社那波商店/秋田県秋田市土崎)
酒米:秋田酒こまち 100%
酵母:秋田流花酵母AK-1
精米歩合:55%
アルコール度:15%(原酒)
価格:720㎖ 1,780円(税込)
●テイスティングコメント
密度が高く、熟れたメロンやバナナのような香り。口に含むと、濃密でありながらも軽やかな口当たりで、わずかなガスもあります。
甘味は控えめでさっぱりとした味わいが主体ですが、複雑味があり、秋田流生酛仕込みらしさも感じられました。要所要所にバナナや南国のフルーツのようなトロピカルな香味が感じられ、賑やかな印象も受けます。
ぬる燗にしてみたところ、柔らかな酸が際立って輝きます。酸を楽しみたい方は燗もぜひお試しください!パワフルな味わいなので、味が濃くてコクのある料理や、ちょっと癖のある料理とも相性が良さそうです。
【小川屋スタッフから】
秋田流生もと仕込みで使用する電動ドリルが回る様子から名付けられた「kurukuru」。
回転からフィギュアスケートの技を連想し、火入れを施したり熟成したりすると、商品名の技(回転数)が上がっていきます。
今回の「シングル・ルッツ」は、しぼりたてなので1回転ですね。
例年、2回転のダブルトゥループ(無濾過生酒)、3回転のトリプルアクセル(1回火入れ酒)、4回転サルコウ(ひやおろし)と展開されています。
再醸仕込みの「guruguru」や、夏の番外編「kurukuru GOOD LUCK SUMMER DRUNKER」同一シリーズの別枠で限定リリースされていますね。
この「シングル・ルッツ」を皮切りに、今シーズンの「kurukuru」をコンプリートしてみませんか?ファンの方はもちろん、このコンセプトに惹かれた方や、実はずっと気になってて…という方もどうぞ一度ご賞味くださいませ。
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