「純米吟醸 大森 樽貯蔵」バーボン樽・シェリー樽・アメリカンホワイトオーク樽仕込み
今日は大納川さんの「純米吟醸 大森 樽貯蔵」を3種類ご案内します。
いずれも新商品で、本日6月29日に解禁!
R1BYに仕込んだ純米吟醸酒を、約半年間にわたって3種類の樽に貯蔵して熟成させています。
樽は、バーボン樽・シェリー樽・アメリカンホワイトオーク樽の3つです。
いずれもベースとなる純米吟醸酒は秋田県産米が原料で、精米歩合は55%です。
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・バーボン樽仕込み
アメリカ・ケンタッキー州の蒸留所から輸入したバーボン樽を使用。
バーボンを感じさせる香りが鼻腔をくすぐります。
口に含むと甘みが特徴的で、徐々に日本酒の味わいが追いかけてくる様がグラデーションのようで面白い点です。
試飲したところ、ロックで氷が少しとけたくらいが最も旨味が感じられました。
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・シェリー樽仕込み
シェリー酒の一大生産地として知られる、スペイン・アンダルシア地方ヘレス産の樽を使用。
もともと超甘口のシェリー酒が入っていた樽で、純米吟醸酒を熟成させています。
サクランボや白ブドウを思わせる、酸を感じさせるようなフルーティな香り。
水割りしたウイスキーのような味わいから、こちらも徐々に日本酒が顔を見せてくれます。
熟成酒というか、古酒のような印象も少し受けました。
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・アメリカンホワイトオーク樽仕込み
樽は、最も強いチャーリング(樽の内側を火で焦がす工程)が施されているものを使っており、スモーキーなフレーバーに、重厚で甘いバニラの香りが引き出されているのが特徴です。
口に含むと、ココナッツ感が強く感じられ、大納川さんの日本酒がもつ人懐こい味わいとマッチしているように感じました。
【価格】
3種類とも
500mℓ 1,760円(税込)
【小川屋スタッフから】
大納川さんの営業担当さんから、すんごいお酒が出るよと聞いて早数か月。
ついに解禁となりました…!色合いもビジュアルも、ウイスキーを彷彿とさせますね。
どれも試飲してとても興味深く、とてもわくわくしました。
ハイカカオチョコ(カカオ85%)を合わせてみましたが、なかなかの好相性でした。
ナッツやドライフルーツなど、ペアリングはウイスキー寄りのほうが合いそうです。
所感ですが、可能だったら1年ほど保管して、さらに熟成させたらまた化けそう…!と酒屋心に火が付きました。
それにしても、ほんとうにユニークな企画酒ですよね。
アメリカやスペインの樽だって、まさか横手市大森町の純米吟醸酒と出会うとは思っていないはず。
国境をまたいだフィーチャリング酒です。
3種類とも生産数が極少のため、味わってみたい!と思った方は、その瞬間にぜひお問い合わせください!
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