「太平山 夏純米」

「太平山 夏純米」

（小玉醸造株式会社／秋田県潟上市）

夏季限定酒です。
酒米は秋田県産「美山錦」を全量使用し、精米歩合は59％です。
酵母は「K-1701酵母」を使っています。
さらりとした口あたりで、ほのかな甘味とピュアな旨味が感じられます。
暑い時期にもスッと飲める、クリアでやや辛口のテイスト。
すっきりとしたシンプルな味わいで、食中酒にもおすすめですよ。







【価格】
720mℓ 1,320円（税込）







【小川屋スタッフから】
小玉醸造さんといえば、大平山の新しいイメージムービー『地域とともに醸し続けて140年』が先月公開されました。
社長の小玉真一郎さんや杜氏の米谷央さん、飯田川酒米研究会の方のそれぞれの思いが語られ、酒造りの様子が紹介されています。
ムービーの中で、小玉さんがこうおっしゃっていたのが印象に残りました。

“この地域の原料米を使って酒造りする。
この地域の土壌、土、水、そして人の手があって作り上げているお酒という価値がある。
それが地の酒であり、マスプロダクション（大量生産）のお酒ではないものとしての価値だ。”

先日ご紹介した大納川さんの「鮪ラベル」や、蔵から半径5キロ以内のお米しか使わない浅舞酒造さんも、その土地の原料にこだわっています。
齋彌酒造店さんの高橋藤一杜氏も以前テレビのインタビューで、「みんな同じ米、みんな同じ酵母にしたらどこの酒も同じで日本酒が面白くなくなっちゃった、それではだめだ」とおっしゃっていました。

その土地の原料と、蔵元によっては独自の酵母を使って醸す、その蔵オリジナルの味わいは強い魅力ですね。
ほかの蔵で真似したくてもできない宝ですし、その土地の景色が思い浮かぶようなお酒を飲みたいなとムービーを観て思いました。

『地域とともに醸し続けて140年』はこちら↓
ぜひぜひご覧ください！