「出羽鶴 純米吟醸 おりがらみ 生 袋吊り雫」
「出羽鶴 純米吟醸 おりがらみ 生 袋吊り雫」
(秋田清酒株式会社/秋田県大仙市)
「山田錦」を全量使用。酵母は公開されていません。
もろみを入れた袋から、一切圧力をかけずに滴り落ちてきた雫だけを瓶詰めする「袋吊り」の手法で作られています。
昨年から秋田流きもと仕込み(※)での造りに替わったとのこと。
繊細な旨味とやわらかさ、きめの細かさ。
軽やかでありながら、きもと仕込みらしい奥行きのある味わいが楽しめます。
オリがからんでいるため、旨味もたっぷりと堪能できますよ。
5~10℃程度に冷やしてお飲みいただくのがおすすめです。
※秋田流きもと仕込み
お酒のもとになる酒母(しゅぼ)を作るとき、通常のきもと造りでは、お米と水、米麹などを桶に入れて木の棒ですりつぶす「山卸し(やまおろし)」という作業があります。
「秋田流きもと仕込み」では、この山卸しの工程を、お米と米麹、水などを大きなタンクにすべて入れ、電動ドリルですりつぶして撹拌。
電動ドリルでお米を砕き素早く作るので、通常の山卸しと比べると、かかる時間が大幅に短縮されます。
作業時間は短く、味わいは通常のきもと仕込みと同様という、画期的な造りの手法です。
【価格】
720mℓ 1,980円(税込)
【小川屋スタッフから】
「袋吊り」の手法は、労力はかかるのに取れるお酒の量はほんの少しで、品評会用のお酒によく用いられる手法です。
ひと手間どころでない手間がかかっているのに、この価格でいいの!?と思ってしまいます。
食中酒にも向くお酒で、蔵元おすすめのペアリングは、
・軽めのチーズ
・生春巻
・春雨サラダ
・魚介の酒蒸し
とのことです。
お酒単体で飲んでもとても上質で、軽やかさと深みが両立する見事な味わいでしたが、
ぜひ料理とも合わせてお試しください。
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今週もあっという間に金曜日です。今日から3連休の方も多いかもしれません。
ゆっくり休んだり、楽しく過ごしたりできますよう願っています。
当店は、明日12日(土)、13日(日)も通常通り営業いたします。
気になったお酒がございましたら、コメント欄やDM欄、電話やメールでお気軽にご連絡くださいね。
それでは、今週もお付き合いくださいまして、ありがとうございました!
お酒と共に楽しい週末をお過ごしくださいませ。
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