「出羽鶴 純米酒 秋あがり」
「出羽鶴 純米酒 秋あがり」
(秋田清酒株式会社/秋田県大仙市)
酒米は「秋田酒こまち」、酵母は「AK-1」を使用。酒米は地元農家さんと契約して栽培したものだそうです。しぼりたてを即瓶詰めし、火入れ後に低温倉庫で貯蔵熟成して出荷されています。
昨年は精米歩合が60%でしたが、今回から58%に引き上げられました。
繊細かつ芳醇な旨み、AK-1酵母による爽やかな香りをお楽しみください。
【価格】
720mℓ 1,320円 (税込)
【小川屋スタッフから】
そろそろ出てくる「ひやおろし」や「秋上がり」の商品。簡単に説明しますね。
・ひやおろし
春にしぼった新酒に1回火入れをして秋まで貯蔵し、2回目の火入れを行わずに出荷したお酒を指します。いわゆる生詰め酒ですね。
2回火入れするのが通常のお酒ですが、2回目の火入れをせず「冷や」のまま「卸す」ので「ひやおろし」と言います。
・秋あがり
お酒の種類ではなく、お酒の状態を表した言葉です。「秋」まで貯蔵したことで熟成して酒質が「上がった」から、「秋あがり」です。
(ちなみに、酒質が落ちると「秋落ち」といいます。秋下がりじゃないんだな…って思っちゃいますよね)
「ひやおろし」や「秋あがり」を見つけたら、絞りたての粗さが貯蔵の間に取れた、まろやかなで深い旨味のあるお酒、と思ってもらえたら良いかと思います。
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秋のお酒がひとつ陳列棚に並ぶだけで、季節が進んだなとハッとします。
各酒蔵さんによる秋のお酒が続々と登場することを思うと、飲むのはもちろん、皆様へご紹介するのが楽しみでなりません。
秋を彩るお酒の数々を、どうぞお楽しみに。
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