「角瓶 復刻版」

「角瓶 復刻版」
(サントリー酒類株式会社/東京都)

1937年に発売された「角瓶」の復刻版です。
ロックでは、ニッカ系統のようなピート臭があり、カリラやラフロイグのようなアイラ系統の香りも一瞬します。濃厚でスモーキー、どっしりとした存在感を放っています。

現在販売されている「角瓶」は、クリアな飲みやすさがその核ですが、この「復刻版」は真逆の立ち位置といえるかもしれません。現在のものと味わいが全く異なるのが面白いところです。
「復刻版」はドライフルーツと合わせながら、ちびちび飲むウイスキー…、いや、バーボンと表現したほうが合うかも?とふと思いました。

ちなみに、ラベルの中央より少し下にある「KOTOBUKIYA LTD」は、サントリーさんの前の社名・株式会社壽屋(ことぶきや)のこと。ラベルのレトロさも渋いですね。
写真2〜3枚目をご覧ください。



【価格】
700mℓ 2,200円(税込)  

    
 
【小川屋スタッフから】
現在販売されている「角瓶」は、日本で一番売れているウイスキーとのこと。
ウイスキーといえば角瓶、角瓶といえばハイボール割り…といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
余談ですが、現在の「角瓶」のひとつ前の版も、丸みがあって大変美味しかったです。飲み切るのがもったいなくて、大切にしまってあります……。
写真4枚目をご覧ください。写真中央が今日ご紹介した「復刻版」、左が現在販売している通常版、右が現在の物よりひとつ前のものです。ラベルもちょっと違っていますね。
今の角瓶も、ひとつ前も、もちろん今日の「復刻版」も、それぞれに違うテイストがあってどれも良いですね。

その時代の人たちに好まれる味になるよう、気づかれないようにプロが少しずつ味を変化させているらしいですよ。


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あっというまに金曜日です。平日5日間を走り抜けた皆様、大変お疲れさまでした。今晩こそ美味しいお酒を飲みましょう。
 
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(有)小川屋

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