「福小町 純米大吟醸百田40」
「福小町 純米大吟醸百田40」
(木村酒造株式会社/秋田県湯沢市)
秋田県が開発した酒米「百田(ひゃくでん)」を全量使用したこのお酒。
先日発表された「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021」プレミアム大吟醸部門で、最高金賞を受賞しました。
“ワイングラスで日本酒を飲むと、香りが豊かに広がり、色つきや粘度までよく見え、日本酒の良さを引き出してくれる”……これが、この品評会のコンセプトです。
そんなわけで、今回は江戸切子グラスとワイングラスの2つの酒器で試飲しました。
<江戸切子 冷酒グラス>
香りの立ち上がりが良く、口当たりもまろやかで旨味が切れることなく残り続けます。
ボディもしっかりとしながらも、同時にすっとした軽さも感じられます。
飲み続けて時間が経つたびに、旨味と同時に軽さも増して、飲みやすくなった印象。
飲み飽きが来ないお酒です。
<ワイングラス>
グラスにお酒を注いだ瞬間の香りの広がり方が、ただの吟醸香ではなく、辺り一帯が華やかさに包まれました。
空気と触れる面積が増えたためか、本来持っている香りも倍以上に増し、ワイングラスいっぱいに香ります。
マスカットをしぼったような果実味、心地の良い苦みがアクセントになり、飲み終わった後の余韻の長さが切子グラスとは全く違います。
旨味、甘み、香りなどの要素が複合的に組合ったためか酸があまり感じられず、切子グラスの時と比べてボディは軽く、華やかさは増しました。
料理と合わせられる幅は格段に広がったように感じます。
ワイングラスで飲むほうが、普段あまり飲まない方にも飲みやすく感じるのでは、と思いました。
【価格】
720mℓ 4,400円(税込)
【小川屋スタッフから】
「どう飲むか」。酒器の違いは大きいですね。生ビールのジョッキと薄口のタンブラーくらい違いました。
頭をからっぽにして飲むのも大好きですが、今日のように酒器を変えてみると違った中にもお互いの良さが感じられました。
皆様もご自宅にワイングラスがあれば、ぜひ試してみてください。
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もう金曜日です。今週も仕事や家事、育児に駆け抜けた皆様、本当にお疲れ様でした。
お酒と共に、楽しい週末お過ごしくださいね。
日々、日本酒もワインも続々入荷していますので、当店スタッフも飲んだくれの週末を過ごします。
当店は土日も営業しますので、「インスタ見てるよ」とお気軽にお越しください。
来週は夏酒ラッシュ!
木村酒造さんの大人気の夏酒「しろくま」も、来月頭に発売されます。
投稿をお楽しみに。今週もありがとうございました。
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