「天花 純米吟醸無濾過原酒 107」・「天花 特別純米 夏酒 生詰め原酒」
左:「天花 純米吟醸無濾過原酒 107」
(株式会社大納川/秋田県横手市)
“甘くてキレる”と蔵元さんもからお墨付きの無濾過原酒で、秋田県産米「ぎんさん」と「蔵付酵母D-121」で醸されました。
ラベルに光る「107」は、使用米「ぎんさん」の系統名の「秋田107号」とのこと。
すっきりとした香りと旨味のバランスが絶妙で、キリっと刺激的な酸も印象的です。
特筆すべき点は、アルコール度数でしょう。通常、無濾過原酒は加水しないため、アルコール度数が通常18~20度程度ありますが、こちらのお酒は15度と低め。
このお酒は、酸を好む方、日本酒通の方にかなり好かれるのでは?という印象を受けました。
<価格>
720mℓ 1,650円(税込)
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右:「天花 特別純米 夏酒 生詰め原酒」
(株式会社大納川/秋田県横手市)
本日5/14から発売開始になった夏酒です。秋田県産米「秋田酒こまち」と「AKITA雪国酵母UT-01」を使用し、夏に合う爽快な味わいに仕上げられました。
早速試飲しましたが、心地よいフローラルな香りと魅力的な旨味が印象的でした。口の中に広がる甘みと、フィニッシュの酸味のバランスが良く、心地よく飲み続けられます。
飲み進めていくうちに甘みと酸味のバランスの移り変わっていく様も楽しめる夏酒です。
同酒蔵さんの純米吟醸生原酒「朝詰め直送便」のようなフレッシュなタイプですが、あちらよりも酸度が高めですね。
(朝詰め直送便は、当店のインスタで4/12にご紹介しました)
<価格>
720mℓ 1,540円(税込)
【小川屋スタッフから】
大納川さんの酒専門店限定流通ブランド酒「天花(てんか)」。この度、当店も特約店に認定していただきました!当店のお客様にもお届けしたいと願っていた銘柄ですので、特約店に認定いただいて、とても光栄です。
「天花」は、降る雪を花に例えた言葉とのこと。豪雪地帯の秋田では、雪は切っても切れない、時に重たすぎる関係です。
「天花」を銘柄の名前に決めたプロセスはわかりませんが、雪を花と見る繊細な視点も美しく、また、蔵人さんたちにとって雪は大切な仕込み水に繋がる存在だろうな、などと想像しました。
今日ご紹介した「天花」は、香り豊かな無濾過原酒と夏酒の二本立てでした。晴れて取扱店になりましたので、今後もインスタで張り切って紹介いたします。
お近くにお住まいの「天花」ファンは、ぜひ当店にお越しくださいね。
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もう金曜です。連休明けの1週間は長く、週末を待ちわびていた方も多いのでは?気温差も激しいので、体調に気を付けて過ごしたいですね。
5月から当店のアカウントを新しくフォローしてくださった方も多く、感謝の気持ちでいっぱいです。今後も皆様の楽しみに繋がるような投稿を目指してまいります。
今週もお読みいただき、ありがとうございました。お酒と共に、楽しい週末をお過ごしください。
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