「DOBUROKU<破> さとやまコーヒー」

「DOBUROKU<破> さとやまコーヒー」

(稲とアガベ株式会社/秋田県男鹿市)

原材料:米、米麹、コーヒー
精米歩合:90%
アルコール度:13%
税込価格:500㎖ 2,200円

☕テイスティングコメント
開封したとたん、ガス感が強くすぐににごり部分と混ざります。振って混ぜたり、一度に開栓したりしないようご注意ください。

・上澄み
コーヒー牛乳のようでもあり、コーヒーのリキュールのようでもある香り。苦味とコクがあり、米の旨味と甘味は終わりにかけてふんわりと感じられます。後味がもろにコーヒーです!

・混ぜて
香りはごく穏やかになりました。シュワッシュワのガスにコーヒーの風味、ここに米の旨味が加わることでコーヒー牛乳を思わせます。一方で、混ぜたことでアルコール感が増して飲みごたえもあります。鼻に抜けていくコーヒーの風味とビターさも個性がよく出ていますね。甘くなくドライでありながら辛くはなく、どこかホッとするような表情もありました。

試しにハイカカオチョコ(86%)と合わせたところ、素晴らしく好相性でした。さらにコーヒーの味わいが強くなり、コーヒー好きにはたまらない!ぜひ試してみてください。




【小川屋スタッフから】
どぶろくの既成概念を打ち破り、可能性を見出す「DOBUROKU<破>」シリーズ。第3弾は、男鹿市の「さとやまコーヒー」とのコラボで生まれたどぶろくです。

「さとやまコーヒー」さんは、直接コーヒー豆の産地に足を運び、生産者さんとしっかりと話し、自らで味を確かめたものだけを適正価格で買い付けるという、こだわりのあるコーヒーブランドです。買い付けから焙煎まで、すべて一貫しておこなっています。

今回のどぶろくを造るために、同社代表の大西克直さん直々に、どぶろくとの相性を確かめながらコーヒーを厳選したとのこと。採用されたコーヒーは、エチオピア・グジの標高約2000mにあるウォメナ地区という場所で栽培された豆を、どぶろくの味に合うように浅~中煎りで爽やかに仕上げたそうですよ。

どぶろく×コーヒーと、なかなかお目にかかれない逸品です。入荷数が限られますので、ご希望の方はどうぞお早めにお求めくださいね。



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余談ですが、さとやまコーヒーさんのホームページから自社制作ドキュメンタリーの『A SEED OF HOPE』が観られます。エチオピアの景色やコーヒー豆農家の暮らし、取引とその背景がわかります。コーヒーがお好きな方はぜひともご覧ください!一杯のコーヒー、そしてその価格は……と考えさせられる内容でした。

(有)小川屋

いらっしゃいませ! 湯沢市のジークブルガー通りにある、 (有)小川屋酒店です。 1922年の創業以来、 稲庭干饂飩とお酒を全国の お客様にお届けしてきました。 豊富な品揃えで皆様を お待ちしております!