「飛良泉 山廃純米酒 改良信交 生酒」

「飛良泉 山廃純米酒 改良信交 生酒」

（株式会社飛良泉本舗／秋田県にかほ市）

原材料：秋田県産「改良信交」100%
精米歩合：60％
酵母：きょうかい701号
アルコール度数：15％（原酒）
日本酒度：±0
酸度：1.8
税込価格：720㎖ 1,980円

●テイスティングコメント
ボトルに水滴がつくくらいの温度で試飲しました。香りはごくごく控えめで、ピュアで炊き立てのご飯のような雰囲気も少しあります。
繊細なファーストタッチから始まり、間髪容れずに深みのある旨味がドドドッと大胆に深みを持って広がります。この旨味が山廃らしく、とても奥行きがありますね。追ってくるのは繊細で鮮やかな酸！甘さやフルーティさはかなり控えめで、米の自然な甘味が余韻で長く楽しめました。

余韻の長さも質も上品で、始めから終わりまでとても奥ゆかしくエレガントです。原酒らしくみっちりした濃さで、飲みごたえも抜群！少し温度が上がると親米系統の「亀の尾」らしさも顔を出します。あまり冷やしすぎず、常温手前くらいがおすすめ。

【小川屋スタッフから】
飛良泉さんの看板商品である「山廃純米酒」を、「改良信交」で醸した試験醸造酒が登場！飛良泉さんが「改良信交」で醸したお酒は、おそらく初めてではないでしょうか？

「亀の尾」系統である「信交190号」を改良した「改良信交」について、27代目蔵元の齋藤雅昭さんからは「改良信交はまろやかでクリーミーな部分と柑橘のような爽やかさがあり、酸で設計する弊社の山廃純米酒として醸しても好相性のお米」とのご説明がありました。テイスティングコメントのとおり、酒米の個性と山廃仕込みの深みが調和した見事な味わいで、食中酒にもおすすめの逸品です。

試験醸造酒であり、総数量が極少で入荷数も限りがあるため、ご購入はお一組様1本までとさせていただきます。入荷してから飛ぶように売れ、残り数本になりました。ファンの方はどうぞお早めにお求めくださいませ。