「紅茶とブラッドオレンジ」

「紅茶とブラッドオレンジ」

(株式会社LIBROM/福岡県福岡市)

原材料:米・米麹、ブラッドオレンジ、紅茶(すべて福岡県産)
精米歩合:92%
アルコール度:12%
税込価格:500㎖ 2,850円

●テイスティングコメント
ブラッドオレンジのビターさと甘酸を伴う柑橘系の香り。
はじめはブラッドオレンジの果実味とビターさが爽やかに広がり、追って紅茶のコクがぐぐっと押し寄せます。鼻に抜ける香りと余韻に紅茶の存在が光っています。紅茶の風味が作用して、全体的に上品な印象を受けました。終わりかけのビターさはブラッドオレンジ由来か紅茶の味か、どちらにも取れてよく調和しています。

試しにぬる燗にしてみたところ、驚くほどにリアルなブラッドオレンジの果肉らしさが楽しめました。個人的な体感値ではブラッドオレンジが95%で紅茶は5%くらいでしょうか。
紅茶好きの方は冷やして、 ブラッドオレンジがお好きな方は冷酒とぬる燗もお試しください!



【小川屋スタッフから】
リブロムさんから、新作が登場しました。紅茶にブラッドオレンジ、おしゃれすぎる…!とラベルを眺めてはほれぼれしています。

今回も副原料をそれぞれにご案内しますね。
茶葉は、お茶の一大生産地・福岡県八女市矢部村でお茶づくりを約70年にわたり続けている栗原製茶さんのものです。栗原製茶さんは農林水産大臣賞を受賞した実力のある茶園で、肥料に油粕や米ぬか、刈った草など自家生産の材料を使用したり、茶畑は除草剤を使用せず人力で草むしりをしたりと、こだわりをもって茶葉を栽培しています。

もうひとつの副原料であるブラッドオレンジは、福岡市西区能古島で柑橘類を栽培している久保田農園さんのもの。ブラッドオレンジはイタリア原産ですが、同農園では40年以上にわたって栽培を続けているそうです。減農薬で育てているのが特徴とのことで、いろいろな品種があるなかで、今回は色味の真っ赤な「モロ」という品種を採用しています。

リブロムファンなら、生産者さんを知ってピンときた方もいらっしゃるのでは?
「茶醸酒」の茶葉は栗原製茶さん、「シークワーサー」のシークワーサーは久保田農園さんのでした。わかった方は相当なリブロム通!(勝手に)認定します。

今回は、まずブラッドオレンジを流水で洗い、表皮と実を分けておき、果汁を搾る→もろみに果汁と表皮を投入→紅茶の茶葉も投入して発酵させる、という手順で造られています。

合わないわけがない組み合わせで、ジューシー&ビターで最高!紅茶がよく作用して、エレガントな表情も見せてくれます。紅茶好きの方はもちろん、リブロムさん鉄板の柑橘ベースですので、ファンにも確実に響くはず。どうぞご賞味くださいませ。

(有)小川屋

いらっしゃいませ! 湯沢市のジークブルガー通りにある、 (有)小川屋酒店です。 1922年の創業以来、 稲庭干饂飩とお酒を全国の お客様にお届けしてきました。 豊富な品揃えで皆様を お待ちしております!