「僕たちの酒」

「僕たちの酒」

(株式会社LIBROM/福岡県福岡市)

原材料:新潟県産米(新潟県柏崎市の米農家、矢島衛さんのお米)
精米歩合:93%
アルコール度:15.0%
価格:500㎖ 3,000円(税込)

新潟県柏崎市にある阿部酒造さんと、かつて阿部酒造さんで修行を積み、独立した3つの蔵によるスペシャルコラボ!
LIBROMさん・WAKAZEさん・Haccobaさんの3蔵で同時発売の限定酒です。
仕込みに使われたお米は、阿部酒造さんがコイン精米して各蔵に送ったものとのこと。
3蔵すべてで原料米と精米歩合のみが統一されています。
※詳細は【小川屋スタッフから】で!


●テイスティングコメント
香りに芳醇さと深みがあり、麹の存在をガツンと感じられます。
色合いも写真のとおり明るい麦わら色で、うっすらと微量のにごりがあります。

口に含むと、口中に広がる酸味とりんごやライチを思わせる甘味!
濃醇な香りとは対照的に軽やかで、ふっとキレていき、LIBROMさんらしいピュアな米の旨味を感じられました。
軽やかながらも熟成酒を思わせる深みもあり、とてもクラフトサケらしい作品です。

芯の通った味わいなので、試しに炭酸割りもやってみましたが、これが面白くて!
まっっっったく味が崩れず、負けず、薄まらなかったんです。さすが全麹仕込み!
冷やして試飲しましたが、温度帯や開栓数日後の変化など、何通りも楽しめそうなユニークな一本です。







【小川屋スタッフから】
LIBROMさんは、産地にこだわり抜いたフルーツやハーブなどを副原料に使い、香味の鮮やかなクラフトサケの数々を精力的に造り、リリースしてきました。
しかし、今回は副原料を使用せずに米麹のみで仕込んだクラフトサケ!
造るにあたり「麹室が狭く引き込み(※)量が最大10kgなので、製麹を10回連続で行った」と伺いました。(※冷ました蒸米を麹室に運び込むこと)

製麹(せいぎく)は、日本酒造りでもっとも大切な工程であり、引き込みから乾燥までを合わせると約40~50時間かかるといわれています。
さらりと案内されていましたが、40~50時間を10回連続で……?
仮に真ん中を取って45時間を10回=450時間!?すさまじい時間です。
しかも全麹仕込みですので、労力と熱量が計り知れません。
LIBROM醸造責任者であり、阿部酒造さんで3年修行された穴見さんの渾身の一本です。

銘柄「あべ」で知られる阿部酒造さんの卒業生であり、クラフトサケ業界を牽引し盛り上げているLIBROMさん・WAKAZEさん・Haccobaさん。

クラフトサケブリュワリー協会が設立され、クラフトサケの機運が高まる今、この3蔵同時リリースは大変な話題となることと予想されます。

当店でご購入いただけるのはLIBROMさんのクラフトサケですが、限定酒で数に限りがあります。
ご購入を希望される方はどうぞお早めにお問い合わせくださいませ。
超超超限定のコラボ酒を、ぜひぜひご賞味ください!

(有)小川屋

いらっしゃいませ! 湯沢市のジークブルガー通りにある、 (有)小川屋酒店です。 1922年の創業以来、 稲庭干饂飩とお酒を全国の お客様にお届けしてきました。 豊富な品揃えで皆様を お待ちしております!