「湯沢銀紋」

「湯沢銀紋」
（両関酒造株式会社／秋田県湯沢市）

秋田県産米を全量使用、醸造アルコール添加の普通酒です。
どっしりとした安定感がある、深く濃い飲み口。飲み飽きない味わいで、特に熱燗がおすすめです。
熱燗にしたときの、こっくりとした味わうにホッと癒やされる！というファンも多いはず。

長く親しまれるロングセラー酒で、湯沢市民（でお酒を飲む人）の認知度はほぼ100％でしょう。市内の飲食店さんで取り扱っていないお店はないと言い切れます。

写真2枚目は、「湯沢銀紋」白ラベルの発売当時のチラシ。約23年前のもので、かなりレアです。

【価格】

1,800mℓ 1,780円（税込）







【小川屋スタッフから】

一年の〆に何のお酒を紹介しようかと考えていたら、「〆は湯沢銀紋で！」と当店会長の一声で決まりました。

「湯沢銀紋」白ラベルの発売は、写真2枚目にあるとおり、1998年の11月9日でした。
当時、市内の酒販店が数軒が集まり、「市内の加盟酒販店でしか買えない限定酒を」と両関酒造さんに掛け合った末、生まれたお酒です。
当店の2代目はその会合の一員で、「銀紋」という名前に決めた経緯もよく話してくれました（書くと長くなるので、またいつか別の機会に…）。

発売から23年経つロングセラー酒に、当店2代目が関わっていたことは誇らしくあり、自慢でもあります。
先月は純米酒版の「裏銀紋」も発売されました。歴史がさらに続いていることを2代目も喜んでいるだろうなと、お仏壇で手を合わせるたびに思っています。


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今年3月に始めたこのInstagramのアカウントで、今日まで250点近いお酒をご紹介しました。
「湯沢銀紋」のようなロングセラー酒にも今年新発売になったお酒にも、一本一本に誕生エピソードがあり、関わった人たちの想いが詰まっているんですよね。
そう考えると、愛着が湧いてどれも愛おしく感じます。

そんなお酒の数々を、今年もたくさんの方にご購入いただきました。
今年は店頭や電話、メールだけでなく、Instagram経由で新しくご購入くださった方も多くいらっしゃいます。
お酒の好みが分かってくると、新しく入荷したお酒を試飲しているとき、「〇〇さんが好きそうな味だな」とお顔が浮かび、おすすめしたくなるんです。
お酒とお客様の間に入らせてもらい、本当に楽しく、ありがたい仕事です。

コロナ禍で様々な変化があり、けして喜ばしいことばかりではありませんでしたが、当店を応援してくださる皆様のおかげで良い年を迎えられます。
当店に足を運んでくださった方、ご購入くださった方、Instagramで投稿を読んでくださる方、皆様に感謝いたします。
今年もご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
来年も、蔵元とお客様の橋渡し役として頑張ってまいります。

残り数時間の今年も、やってくる来年も、皆様がおいしいお酒と共に楽しく、幸せに過ごせるよう願っております。
皆様も、どうぞ良いお年をお迎えくださいね。