「2018 Pieroth Blue Burg Layer Schlosskapelle」
「2018 Pieroth Blue Burg Layer Schlosskapelle」
2018 ピーロート ブルー ブルグライヤーシュロスカペレ
生産者:フェルディナンド・ピーロート
輸入元:ピーロート・ジャパン(株)
原産国:ドイツ ナーエ地方
セパージュ:ケルナー 100%
グレード:シュペートレーゼ
遅摘みの果実を使って作られている白ワインです。
洋ナシや白桃をかじった時のような、初々しくジューシーな果実味が味わえます。
甘さが特徴ですが、ただ甘いのではなく、フローラル感や優雅さが一緒に感じられるでしょう。長く、まろやかで心地よい余韻が残ります。
人によっては美味しいぶどうジュースを飲んでいるような感覚になるかもしれません。
時折顔を見せるさっぱりとした味わいも、これからも暑くなる時期にぴったりです。
8~10度程度に冷やしてお飲みいただくと、美味しさが際立ちますよ。
【価格】
750mℓ 3,800円(税込)
【ワイナリー紹介】
1700年代始めから、ワイン生産者としての歴史を有するドイツ・ナーエ地方のピーロート家。
1950年代に革新的な販売方法を用いたことでヨーロッパで爆発的な人気を得て、1969年には日本支社も創設されました。
同社のシンボルというべき、コバルトブルーのボトル。
ドイツのナーエ地方では古くから、ボトル製造に使用した砂がコバルトを多く含んでいたため、古くからナーエ地方のガラスは青みがかっていたそうです。ブルーのボトルは、「ピーロート・ブルー」として多くの国で知られています。
【小川屋スタッフから】
今回ご紹介したお酒は2018年のものですが、実はこのボトルは旧型タイプで栓もコルクです。
現在の「ピーロート・ブルー」は、コバルトブルーの色はそのままに、栓がコルクからスクリューキャップになり、ラベルも新しくなりました。
スクリューキャップはワインオープナーが無くても簡単に開けられるのが利点です。
しかし、ワイン好きな方には、コルクのほうが良い、という方もいらっしゃいます。
ボトルに入ったワインの液面から栓までの空間(ヘッドスペースといいます)を比べると、コルクのほうがヘッドスペースが狭くなっています。
コルクと比べると、スクリューキャップのほうが空気が多く入るため、熟成期間があればあるほど、味にわずかな変化があるのだとか。ワイン通のこだわりポイントのひとつですね。
コルクとスクリューキャップのどちらがいいかは、時と場合によっても違ってきますので、シーンに合うお好きな方をお選びいただけると良いかと思います。
ワインのちょっとした小話でした。
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ウイスキー・日本酒・ワインと様々なジャンルをご案内した1週間でした。
今週もありがとうございました!
……と言いたいところですが、明日はとっておきのお酒が解禁します。
明日は土曜ですが、通常通りに更新しますので、ぜひご覧ください。
ご紹介する我々も楽しみにしています。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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